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2-4.表面仕上げ問題



当然CADデータには今のところ仕上げに関する情報が含まれません。
仕上げ情報は図面に依存するしかありませんのでしっかり図面に記載し金型製作者との打合せの際に確認を行う必要があります。

トラブル例としては、
今までは綺麗な表面だったのに手配先を変更したら加工痕がひどく目立つ製品で困った。
手配方法は3Dデータで行い同じ方法で手配したはずなのに。

この事例の場合の間違いは当然3Dデータに仕上げ情報が無いことに起因します。
熟練のエンジニアならデータ以外のエビデンス(証拠)で指示を行うか指示が盛り込まれる図面を併用するはずです。



レベルが高い手配先であれば製品の用途、設計意図を察してくれて表面加工を行いますが、言われた通り指示通りで進める手配先はコスト、効率を優先する場合当然加工スピードが早く刃物の交換サイクルを通常より長がく取れる方法を選択します。

特に、国内で低コストを売りにする手配先や海外での調達先などはこの傾向にあります。

2-1.金型問題
2-2.公差問題
2-3.データ変換問題
2-4.表面仕上げ問題
2-5.デザインデータ問題






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