2-1.肉厚
PSの強度及び剛性のバランスを考慮して肉厚を決める。
その際、出来る限り偏肉は避ける。
<既存金型のABS→PSの場合>
偏肉がある場合は徐変するようにR付けなどで流動性へ配慮する。
2-2.リブ
高いリブの場合、強度面で不利になるので出来る限り低くする。
<既存金型のABS→PSの場合>
リブを可能な限り厚く構成する。その際、外観及びヒケを考慮し
[リブ厚/下厚]=0.5以下
とすることが望ましい。
2-3.ボス
成形した際に離型トラブルを起こすケースが見られる為、出来る限りイジェクタピン
にはスリーブピンを設けボス全体を直接押し出すようする。
また、根本には必ずRを設けることで白化、破損のトラブルを防ぐ
<既存金型のABS→PSの場合>
根本のRだけは必ず確認、対応を行うことが望ましい。
アセンブリについての配慮としては使用するネジ・板金は脱脂を徹底する。
2-1.肉厚2-2.リブ2-3.ボス 2-4.耐油性2-5.耐傷性2-6.耐摩耗性 2-7.セルフタップ特性2-8.ヒンジ特性2-9.吸湿性 2-10.離型性2-11.成形収縮率
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