設計支援ポータルトップ2.デザイン及び成形性>2-1.肉厚、2-2.リブ、2-3.ボス

2-1.肉厚、2-2.リブ、2-3.ボス



2-1.肉厚

PSの強度及び剛性のバランスを考慮して肉厚を決める。
その際、出来る限り偏肉は避ける。

<既存金型のABS→PSの場合>

偏肉がある場合は徐変するようにR付けなどで流動性へ配慮する。




2-2.リブ

高いリブの場合、強度面で不利になるので出来る限り低くする。
 
<既存金型のABS→PSの場合>

リブを可能な限り厚く構成する。その際、外観及びヒケを考慮し

[リブ厚/下厚]=0.5以下 

とすることが望ましい。


2-3.ボス

成形した際に離型トラブルを起こすケースが見られる為、出来る限りイジェクタピン
にはスリーブピンを設けボス全体を直接押し出すようする。
また、根本には必ずRを設けることで白化、破損のトラブルを防ぐ

<既存金型のABS→PSの場合>

根本のRだけは必ず確認、対応を行うことが望ましい。

アセンブリについての配慮としては使用するネジ・板金は脱脂を徹底する。



2-1.肉厚
2-2.リブ
2-3.ボス
 
2-4.耐油性
2-5.耐傷性
2-6.耐摩耗性
 
2-7.セルフタップ特性
2-8.ヒンジ特性
2-9.吸湿性
 
2-10.離型性
2-11.成形収縮率


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