表面粗さは規格の標準数列の中から選び指示します。
国際的に一般的な「中心線平均粗さ」表示方法について
紹介します。
中心線平均粗さの指示方法規格の表面数列の中から選び図面指示しますが、"a"は
記入せず数字のみを記号に記載します。
指定したい粗さが標準数列にない場合は許容できる粗さの
最大値を、Ra≦10 という具合に記入します。
粗さ測定で必要な設定のカットオフ値精密測定=粗さ指示、という関係になりますので、
測定に必要な設定も規格化が必要です。
・カットオフ値とは粗さ測定のうねり成分除去波長
電気的に表面凹凸のうねり成分(低周波成分)を検出し、
傷等により突出したピークを電気回路上のフィルターにより
除去します。
その際の限界波長とカットオフ値と言います。
・規格で設定されているカットオフ値
中心線平均粗さではカットオフ値を指定し求めるものですが、
都度指定するのは不便な為特に必要でない場合は0.8mm、2.5mm
の2種類を使用します。
2-1.面の指示記号2-2.表面粗さの指示方法
戻る< TOP >次へ