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2-2.表面粗さの指示方法



表面粗さは規格の標準数列の中から選び指示します。



国際的に一般的な「中心線平均粗さ」表示方法について
紹介します。



中心線平均粗さの指示方法

規格の表面数列の中から選び図面指示しますが、"a"は
記入せず数字のみを記号に記載します。



指定したい粗さが標準数列にない場合は許容できる粗さの
最大値を、Ra≦10 という具合に記入します。



粗さ測定で必要な設定のカットオフ値

精密測定=粗さ指示、という関係になりますので、
測定に必要な設定も規格化が必要です。

・カットオフ値とは粗さ測定のうねり成分除去波長

電気的に表面凹凸のうねり成分(低周波成分)を検出し、
傷等により突出したピークを電気回路上のフィルターにより
除去します。

その際の限界波長とカットオフ値と言います。

・規格で設定されているカットオフ値

中心線平均粗さではカットオフ値を指定し求めるものですが、
都度指定するのは不便な為特に必要でない場合は0.8mm、2.5mm
の2種類を使用します。

2-1.面の指示記号

2-2.表面粗さの指示方法


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