国家レベルの機密を守るために開発された手法です。
NSA方式書き込み回数 :3回
消去レベル :中
米国国家安全保障局(NSA)で推奨されている消去方式です。
各クラスタに乱数を2回書き込んだ後に、0(ゼロ)で1回上書きします。
ソフトウェアによるデータの復旧はできません。
残留磁気を読み取る装置での復旧の可能性も低くなります。
米国陸軍方式書き込み回数 :3回
消去レベル :中
米国陸軍で推奨されている消去方式です。
最初に各クラスタに乱数を書き込み、次に固定値1(0xff)で上書きし、
最後に固定値2(0x77)で上書きします。
ソフトウェアによるデータの復旧はできません。
残留磁気を読み取る装置での復旧の可能性も低くなります。
米国陸軍方式書き込み回数 :3回
消去レベル :中
米国海軍で推奨されている消去方式です。
最初に各クラスタに固定値1(0xff)を書き込み、次に固定値2(0x77)で
上書きし、最後に固定値3(0x33)で上書きした後に書き込み検証を行います。
ソフトウェアによるデータの復旧はできません。
残留磁気を読み取る装置での復旧の可能性も低くなります。
米国国防総省方式書き込み回数 :3回
消去レベル :高
米国国防総省(ペンタゴン)で採用されている消去方式です。
最初に各クラスタに固定値1(0xff)を書き込み、次に固定値2(0x77)で
上書きし、最後に乱数で上書きした後に書き込み検証を行います。
ソフトウェアによるデータの復旧はできません。
残留磁気を読み取る装置での復旧の可能性も低くなります。
NATO方式書き込み回数 :7回
消去レベル :高
北大西洋条約機構(NATO)で定められた抹消方式です。
固定値1(0x00)と固定値2(0xFF)を交互に計6回上書きし、
最後に乱数で上書きします。
ソフトウェアによるデータの復旧はできません。
残留磁気を読み取る装置での復旧の可能性も低いです。
GUTMANN方式書き込み回数 :35回
消去レベル :高
コンピュータ科学者・グートマン(Peter Gutmann)博士によって
提唱された抹消方式です。
乱数を4回書き込んだ後、特定の固定値で27回上書きし、
再度乱数を4回書き込みます。計35回書き込みを行なうため、
非常に時間を要します。
ソフトウェアによるデータの復旧はできません。
残留磁気を読み取る装置での復旧の可能性も低いです。
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