設計的に重要な部分はCp値を計算する上での分子である「許容される公差の幅」=8σです。
ここは設計で決めることなので標準偏差σ(バラツキ)に対して公差が大きく取れれば当然指数も改善されます。
設計上の寸法公差は公差設計により設定を行ないます。
目的の機能に対して精度を出しやすい部分、出しにくい部分を工程能力指数にて把握することで公差設計から更に踏み込んだ精度の高くコストコントロールが可能な公差設定が可能となります。
つまり、公差設計だけでは”絵に描いた餅”と言うわけです。
3.公差とバラツキ3−1.工程能力概要3−2.工程能力算出3−3.工程能力と設計3−4.工程能力改善3−5.工程能力と検査3−6.偏り(CpとCpk)3−7.不良率算出3−8.不良率算出2
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