工程能力にはCpとCpkがあります。
実際の製品の平均値(標本平均)は規格幅の中心と異なる場合が多い。
そこで必要になるのがCpkです。
Cpkは,標本平均と近い方の規格値(下限または上限)との差を,標準偏差の3倍(3σ)で割った値である。
Cp値が良好でも、平均値から見て上限、下限それぞれで幅が小さくなる方をCpkとします。
偏りがあるので当然Cp値より厳しい値となります。
設計的には平均値が規格中心から外れることも想定に折込余裕を見た規格幅の設定を行なうことが重要です。
3.公差とバラツキ3−1.工程能力概要3−2.工程能力算出3−3.工程能力と設計3−4.工程能力改善3−5.工程能力と検査3−6.偏り(CpとCpk)3−7.不良率算出3−8.不良率算出2
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