樹脂にボス形状を設けネジを取り付けるセルフタップは、
ネジ部を下穴にねじ込む「タッピング工程」と
部材をボスに取り付ける「締結工程」からなります。
タッピング工程ではネジによりボスを膨らます力が生じ
締結工程においては取り付けられる部材により更に圧縮
される力が生じます。
ボス側の広がる力が弱いとネジ山が破損しやすくなります。
ボス側の広がる力が弱い例)
・樹脂物性が貧弱な場合
・ボスの肉厚が薄い場合
対策として、
・ボスの肉厚を厚くする。
ヒケなどの成形不良になる場合があります。
・ボス周囲をリブにより補強する。
3-1-1.溝付ネジ3-1-2.ボス補強3-1-3.面取り3-1-4.インサートナット
戻る< TOP >次へ