・材質・形状・評価仕様・検査
材質
注)
・材料は、EPDM JIS 6380 B-610とし、色は黒色とする。
・材料は、EPDMゴム 硬度HS-60°黒色とする。
<解説>
ゴム部品の材料指定を行う際は材料名、硬度、規格、色など必要な情報を
注記に盛り込みます。
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注)
・バリは0.5以下のこと。
・指示無き角隅部にはR0.5以下をつけること、但しPL部は除く。
・金型制作前に出図元と打ち合わせを行なうこと。
<解説>
ゴム型は、型材が柔らかい場合や型締め不足などによりロットによりバリが
出やすくなる場合があるので予め限度を注記に盛り込むと良いです。
金型の打合せに関する注記は打合せの実施を必須とします。
簡単なものでも出来る限り調達先からの情報を組み上げる為に打ち合わせを
行うことをお勧めします。
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注)
・本部品を3×10^5Paの圧力で[相手部品](t2〜3)に押しつけた後、70℃の
雰囲気中に120h放置した時[相手部品]に侵食、クラック等の異常が発生しないこと。
<解説>
ゴムの成分に含まれる可塑剤などの影響により周辺の部品を腐食させる可能性が
ありそのトラブルに対する注記です。
仕様になるので調達の際にデータ提出を念押しすれば自社で行う必要は
なくなります。(仕様満足するかの証明は調達先にあります)
特に、スチロール系の部品には注意が必要です。
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検査
注)
・サンプル5個、材料証明書及び試験データ、寸法測定データを出図元に提出し
検査終了後に量産すること。
<解説>
材料保証、試験仕様保証、寸法保証の為に必要な注記です。
出図時予め盛り込むことで自社の確認の手間を省けます。
また、調達先への図面記載内容の保証範囲を明確にする意味でもその後の
仕事に効果ありと考えます。
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