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3-4.木材注意点



梱包材に木材を使用する場合、木の寄生している害虫にたいして留意する必要があります。
昔は、梱包木材に関する国際基準がゆるく、現地に着荷し温度環境の変化により梱包木材に寄生する害虫が活発化し倉庫内で梱包が虫食い状態となり問題を起こしたことを経験したことがあります。

その際行った改善法は、コンテナまるごと殺虫処理OR燻蒸処理です。

しかし、こんな方法での評価を設計仕様として事前に行なっていないため製品に使われるゴム系部品に匂いが残り2次的問題に発展しました。



今では、国際基準も明確になり燻蒸処理済みの梱包木材も販売されてます。
燻蒸処理しないと入国できない国もありますので、昔みたいに入国したあと問題を起こすことは少なくなりましたが、事前に調査対応を行わなければ輸出自体がスムーズに行うことができませんので注意が必要です。

木材燻蒸(薫蒸)処理、「梱包用木材については防疫上適切な処理(燻蒸)を行った木材を使用して梱包をする。」という国際的な基準は下記参考になります。

http://www.konpo.net/4/konpo-kunjo3.html

3-1.ダンボール
3-2.段積み
3-3.アングル材
3-4.木材注意点






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