梱包試験の基本的な要素は温度と湿度です。
温度の影響
梱包内の製品に大きく影響します。
製品単体の状態では耐えれる温度でも梱包材により圧力がかかると熱変形等の懸念が発生します。
特に段積みの下段になるほど製品への影響が大きくなるので梱包性能も加味した製品設計もしくは梱包材への補強が必要になります。
・湿度の影響
ダンボールを梱包材に選定した場合、湿度の影響を大きく受けます。
湿度は紙である梱包材の性能を大きく引き下げるために段積みを行った場合に座屈などの懸念が発生します。
・評価試験条件
各社ノウハウを持ち実績と合わせて試験条件を決めていますが、
昨今ではコンテナ内の温湿度情報もあるのでその辺りを参考に決定することをおすすめします。
但し、決定にあたっては過剰品質にならないような安全率の設定が不可欠です。
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