経験則ではありますが、
段積み状態で梱包試験を行う場合、最下部の製品状態に目が行きがちですが、下から2番目の製品にトラブルが生じるケースを経験しました。
最下部では安定した土台における圧縮荷重を受けますが、2番目の製品は土台が不安定な状態なり3次元的なねじれ荷重になります。
わずかな製品重量バランスの違いや圧縮による形状変位量の違いなどでねじれ荷重により内部製品への異常応力がかかりやすく、時には梱包材の座屈を促進することとなります。
すべての段に製品を使わず下部製品以外はおもりにより評価を行う場合、最低でも2段目までは試料にて評価試験を行うことをおすすめします。
3-1.ダンボール3-2.段積み3-3.アングル材3-4.木材注意点
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