設計支援ポータルトップ>3Dデータでのトラブル

3Dデータでのトラブル



近年CADの普及によりリードタイム削減のため3Dデータで金型加工を行うケースが増えてきました。

問題となるのは、2D図面と3Dデータ併用する形でモノ造りを行うが2D図面の内容が疎かになるケースです。

2D図面をメインとする場合、3Dデータでは図面どおりのものができないケースがあります。

図面規格が形状に反映されてない場合、よくあるケースとしては射出成形品の抜き勾配など、3Dデータには盛り込まず2D図面の方に部位指定し勾配指定をするなどの場合に2D図面と3Dデータ併用時に多く見受けられる、3Dデータそのままで製作すると当然トラブルが発生します。

金型製作時の打ち合わせにて2Dメインであることと図面と3Dデータの違いを正確に伝える必要があります。



各社対応方法は様々であるが主に2D-3Dの運用方法はおおまかに下記に別れます。

・2D図面メイン、3D参照用 併用
・3D図面メイン、2D参照用 併用



3Dデータに図面情報を盛り込む規格も現在策定中との情報があります。
3D単独図です。

2D-3Dの不一致を防ぐことが期待できます。
しかしながら、3Dデータメインであることは今後、モノと3Dデータの一致が求められ、設計者の負担となり得るので注意が必要です。






戻る< TOP >次へ

Designed by CSS.Design Sample

inserted by FC2 system