設計支援ポータルトップ>9.銘板類注記

9.銘板類注記



・外観状態
・形状・材質
・印刷内容・検査
・印刷色



外観状態


注)
・印刷面にはムラ、スケ、ニジミ、キズ、ヨゴレ等のないこと。
 必要に応じて限度見本を作成する。


<解説>
外観に問題が出る場合は品質取替しの落とし所として限度見本の対応を
促す注記を入れる。
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形状・材質


注)
・裏紙ははがしやすいように切込を入れる等の適切な処置を取ること。
・生地は[メーカー指定]とする。
表面印刷後、PPラミネート(t=16μm)処理を行なうこと。
・印刷面にラミネート処理(t=16μm)を行なうこと。



<解説>
裏紙の切り込み仕様は若干のコストアップになる場合もありますが、製造上の
負担軽減に貢献できますのでお勧めです。

ラミネートは耐候性が必要な銘板の仕様の注記です。

設計にはわかりにくいところなので初期材質を聞き取り図面記載しいつの間にか
材質変更されることを防ぎます。(よくあります)
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印刷内容・検査


注)
・他の文字は、ナ−ルD指示なき字高は2.5mmとする。
・特に指示なき文字レイアウトは本図を参考にして適切に行うこと。
・版下及び印刷サンプルを図面発行元に提出し、検査を得た後量産のこと。



<解説>
完全に細かく指定することは難しいので「適切」という表現を入れてます。
指示なき字高(文字の高さ)は文字が多い時に有効です。

検査については誤植を防ぐ為に必須です。特に、定格仕様を法令で記載する場合、
一字一句間違いは許されません。
版下の構成、サンプルの検査、何重にも確認が必要です。
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印刷色


注)
・指示なき印刷色は黒とする。



<解説>
伏線や帯などを記入した場合にも適用されます。
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